台湾風俗のサウナとは?料金やおすすめのサウナ3選

サウナ

※大人の娯楽施設でありながら、本格的な温泉も楽しめる。

台湾のナイトライフを楽しむなら、サウナは外せないスポットの一つだ。日本のサウナとは異なり、台湾のサウナはリラクゼーションとエンターテイメントが融合しており、旅行者にも人気が高い。

特に台北の林森北路エリアには、多くのエンタメ系サウナが集まり、日本人向けのサービスも充実している。

この記事では、台湾サウナの基本情報から遊び方、料金、人気店舗、注意点までを詳しく解説する。台湾のサウナ文化を知り、最高のリラックスと刺激的な体験を楽しんでほしい。

台湾サウナとは?

台湾のサウナ文化は、日本の銭湯やスーパー銭湯とは一線を画す。 日本では単なるリラクゼーション施設として利用されるサウナだが、台湾では大きく二つの目的に分かれる。

一つは純粋に身体を癒すためのリラクゼーションサウナ。 もう一つは、大人向けのサービスを提供するエンターテイメント系のサウナである。

台湾のサウナは、特に首都・台北に集中しており、ナイトライフが盛んな林森北路エリアには有名店が軒を連ねている。日本人観光客が多く訪れることもあり、日本語が通じる店舗も少なくない。

また、サウナの設備自体も豪華で、大浴場・サウナ・仮眠スペース・マッサージルーム・食堂などが完備されているのが特徴だ。

※広めの休憩スペース。

利用の仕方も多様で、単にお風呂やサウナで汗を流し、リラックスするだけでも良いし、長時間滞在して宿泊代わりに使うことも可能だ。

中には、特別なマッサージサービスを提供しているサウナもあり、台湾のナイトライフの一環として人気を博している。

台湾サウナの種類

台湾のサウナには、大きく分けて二つの種類が存在する。それぞれの特徴を解説するゾ。

一般的なリラクゼーションサウナ

リラクゼーションサウナは、純粋に体を癒すことを目的とした施設で、地元の台湾人や観光客にも人気がある。設備が充実しており、大浴場・サウナ・水風呂・アカスリ・ボディマッサージなどが楽しめる。中には、温泉水を使用している施設もあり、健康志向の人にもうれしい環境が整っている。

特に、旅行中の疲れを癒したい人や、ナイトライフを楽しむ前に体を整えたい人におすすめだ。
料金は比較的リーズナブルで、入浴料は600元(約2,500円)程度。健全マッサージを追加すると、1,500〜2,500元(約6,000〜10,000円)ほどかかる。

このタイプのサウナでは、特別なサービスは提供されないため、純粋にリラックスしたい人向けの施設だ。台湾のサウナ文化に触れたいなら、まずはリラクゼーションサウナから試してみるのも良いだろう。

大人向けサウナ

台湾のサウナの中でも、ナイトライフを楽しみたい人に人気なのがエンタメ系サウナだ。特に、台北の林森北路エリアには、このタイプのサウナが多数存在する。ここでは、入浴やリラクゼーションに加え、特別なサービスを受けられるのが特徴だ。

一般的な流れとしては、入浴やサウナを楽しんだ後、リラクゼーションスペースで休憩していると、スタッフがマッサージを勧めてくる。その後、希望すれば「スペシャルマッサージ」へと案内され、より深いリラクゼーションを体験できる仕組みになっている。

料金は、基本的な入浴料が600元(約2,500円)前後。スペシャルマッサージを含めると、3,500〜5,000元(約14,000〜20,000円)ほどが相場だ。

店舗によってサービスの内容や質に差があるため、訪問前に評判を確認するのが重要だ。また、違法な営業をしている店もあるため、トラブルを避けるためにも、安全な店舗を選ぶようにしよう。

台湾サウナの遊び方

台湾のサウナは、日本のスーパー銭湯とは異なるシステムを持つ。特に大人向けサウナでは、入店からサービスを受けるまでの流れが独特だ。事前に流れを理解しておけば、スムーズに楽しめるだろう。

1. 入店から浴場へ

サウナに到着したら、まずは受付でロッカーキーを受け取る。台湾のサウナは後払いのシステムが多く、ここでは料金を支払う必要はない。スタッフに案内され、靴を脱いで更衣室へと向かう。

※雰囲気は日本の銭湯と同じ。

ロッカーに荷物を入れたら、専用の館内着に着替え、裸になって浴場へ向かう。日本の銭湯と同じように、洗い場で体を洗ってから浴槽に浸かるのがマナーだ。大浴場にはサウナ・水風呂・アカスリサービスがあり、自由に利用できる。

また、従業員が片言の日本語で「アカスリ?」と声をかけてくることがあるが、興味がなければ断って問題ない。ここでしっかりと体を温め、サウナの雰囲気を楽しんでおこう。

2. リラクゼーションスペースで休憩

入浴後は、リラクゼーションスペースへ移動し、のんびり過ごすことができる。多くのサウナには、リクライニングチェアや仮眠室、食堂が併設されており、ここで食事や休憩を取ることが可能だ。

食堂では台湾料理や軽食、アルコールも提供されているため、風呂上がりのビールを楽しむ人も多い。また、映画が流れているシアター形式の休憩スペースもあり、好きな場所で自由にくつろげる。

この時点で、スペシャルマッサージを受けるかどうかを決めることになる。エンタメ系サウナでは、客引きのスタッフ(主にオバチャン)が「マッサージ?」と声をかけてくるため、興味があればここで交渉を始めるとよい。

もしマッサージに興味がない場合は、そのまま仮眠スペースを利用して休憩することもできる。

3. マッサージの案内

リラクゼーションスペースで休んでいると、スタッフがマッサージを勧めてくる。まずは、料金とサービス内容を確認することが重要だ。

一般的な相場は3,500〜5,000元(約14,000〜20,000円)だが、店舗や女の子のランクによって変動することもある。マッサージを受けると決めたら、スタッフが個室へ案内してくれる。

ここで一度、シャワーを浴びて体を清潔にし、マッサージが始まるのを待つことになる。なお、希望する女の子のタイプをリクエストできる場合もあるので、こだわりがあるなら事前に伝えておくとよい。

また、店舗によっては「チェンジ」システムがあり、もし気に入らなければ交代を依頼することも可能だ。ただし、何度もチェンジすると追加料金が発生するケースもあるため注意しよう。

4. スペシャルマッサージの流れ

しばらく待っていると、希望の女の子が部屋に入ってくる。最初に軽く会話をしながら、通常のマッサージが始まる。このマッサージは30〜50分ほど続き、肩や腰などをほぐしてくれる。

その後、徐々にリラックスした雰囲気になり、スペシャルなサービスへと移行していく。台湾のサウナでは、安全性を確保するためにゴムの使用が義務付けられている。また、女の子がゴムを持参しているため、特に準備する必要はない。

一通りの流れを終えた後は、再びシャワーを浴び、リラクゼーションスペースへ戻ることになる。
最後に、受付で入浴料・マッサージ料をまとめて精算し、退店する流れだ。

※時間をおいて再度入浴してもOK。

台湾サウナの料金体系

台湾のサウナの料金は、施設やサービス内容によって大きく異なる。一般的なリラクゼーションサウナと、エンタメ系サウナでは料金体系も異なるため、事前に確認しておくことが重要だ。

基本的な料金設定は以下の通りだ。

サービス内容 料金(台湾元) 日本円換算(約)
入浴のみ 600元〜 約2,500円〜
ボディマッサージ 1,500〜2,500元 約6,000〜10,000円
スペシャルマッサージ 3,500〜5,000元 約14,000〜20,000円

入浴料のみで12時間滞在できるサウナもあり、宿泊代わりに利用する人もいる。また、スペシャルマッサージを受ける場合は、料金交渉が必要なケースもあるため注意が必要だ。

支払い方法は、現金とクレジットカードが利用可能な店舗が多いが、トラブルを避けるためには現金払いが無難だ。また、台湾のサウナは後払い制が多いため、利用後に受付でまとめて精算する形になる。

台湾サウナのおすすめ店3選

台湾には数多くのサウナが存在するが、特に台北の林森北路エリアには、ナイトライフを楽しめるサウナが集中している。ここでは、日本人観光客に人気の高い3つの有名店を紹介する。

これらのサウナは、それぞれ特徴があり、料金やサービス内容にも違いがある。自分の好みに合った店舗を選ぶことが、満足度を高めるポイントとなるだろう。

金年華三温暖(キンネンカサウナ)

かつて台北を代表するサウナの一つだった「金年華三温暖」。エンタメ系サウナとして多くの日本人旅行者に親しまれていたが、現在はコロナの影響で閉業している。

入浴料は600元(約2,500円)、スペシャルマッサージは3,600元(約15,000円)だった。
設備は充実しており、サウナや大浴場のほか、リラクゼーションスペースや仮眠室も完備されていた。

もし今後、復活の情報が入れば、再び話題になる可能性が高い。林森北路エリアには他にも似たようなサウナがあるため、同系統の店舗を探してみるのも良いだろう。

項目 詳細
料金 入浴600元(約2,500円)、スペシャルマッサージ3,600元(約15,000円)※過去の料金
営業時間 24時間営業(閉業前の情報)
営業状況(2025年3月時点) 閉業

亜太三温暖(アジアサウナ)


台北のサウナの中でもVIP感が強いことで有名なのが「亜太三温暖」。他のサウナに比べて高級感があり、清潔な環境とハイクラスなサービスが魅力だ。

入浴料金は600元(約2,500円)で、スペシャルマッサージの料金は3,800元〜とやや高め。
しかし、施設のクオリティや女の子の質を考えると、満足度は非常に高い。

特に、サービスの丁寧さや接客の質の高さが評価されており、初心者でも安心して利用できるサウナの一つだ。支払いは現金・クレジットカードの両方が可能で、日本人客も多いため、スタッフが簡単な日本語を話せることもある。

高級感のあるサウナを楽しみたいなら、ここは外せないだろう。

項目 詳細
料金 入浴600元(約2,500円)、スペシャルマッサージ3,800元〜(約16,000円〜)
営業時間 24時間営業
営業状況(2025年3月時点) 営業中

天龍三温暖(テンリュウサウナ)


天龍三温暖」は、比較的リーズナブルな料金で楽しめることで人気のサウナだ。台北の林森北路エリアに位置し、日本人観光客も多く訪れる。

入浴料は500元(約2,000円)と安く、スペシャルマッサージを含めても3,500元(約14,000円)ほど。そのため、コストパフォーマンスを重視する人にはぴったりのサウナだ。

施設はやや年季が入っているものの、サウナ・大浴場・リラクゼーションスペースが完備されており、十分満足できる内容となっている。女の子のレベルには若干のバラつきがあるものの、事前に好みを伝えれば、ある程度リクエストに応じてくれることもある。

気軽に台湾サウナを体験したい人には、おすすめの一軒だ。

項目 詳細
料金 入浴500元(約2,000円)、スペシャルマッサージ3,500元(約14,000円)
営業時間 24時間営業
営業状況(2025年3月時点) 営業中

金年華三温暖(キンネンカサウナ)で遊んでみた

「金年華三温暖」は、かつて台北で最も有名なエンタメ系サウナの一つだった。林森北路エリアに位置し、日本人観光客の間でも非常に人気が高かった。

店内に入ると、まずは受付でロッカーキーを受け取り、更衣室で館内着に着替える。その後、大浴場やサウナを楽しみながら、リラクゼーションスペースで過ごす。

ここで客引きのオバチャンが「マッサージどう?」と声をかけてくる。料金は3,600元(約15,000円)で、女の子のリクエストも可能だった。

案内された個室では、最初にオイルマッサージが始まり、その後スペシャルな展開へ。
店内は清潔感があり、スタッフの対応もスムーズだった。

現在は閉業しており、再開の情報は未定。もし復活することがあれば、再び人気店となることは間違いないだろう。

台湾サウナを利用する際の注意点

台湾のサウナを楽しむには、事前にルールや注意点を把握することが重要だ。エンタメ系サウナは特に独自のシステムがあるため、安心して遊ぶためのポイントを押さえておこう。

1. 店舗選びは慎重に

台湾には数多くのサウナが存在するが、違法営業や質の低い店舗もあるのが現状だ。健全なリラクゼーションサウナと、ナイトライフ向けのサウナが混在しているため、目的に合った店舗を選ぶことが大切だ。

特に、エンタメ系サウナでは、違法風俗の取り締まりが厳しくなっているため、安全性の確認が必要。口コミサイトや現地の最新情報をチェックし、評判の良い店舗を選ぶのがベストだろう。

また、観光客向けに法外な料金を請求する悪質な店もあるため、相場を把握しておくことも重要だ。

2. 料金交渉は事前に

台湾のエンタメ系サウナでは、料金が明確に提示されないことがある。そのため、マッサージの内容や金額をしっかり確認してから利用することが重要だ。

通常、入浴料は600元(約2,500円)程度で、スペシャルマッサージは3,500〜5,000元(約14,000〜20,000円)ほどが相場だ。提示された金額がこれを大きく超える場合は、交渉するか、他の店を選ぶのが無難だ。

また、追加料金が発生することもあるため、「チップの要求があるか」も事前に確認しておこう。特に、サービス後に高額な請求をされるケースもあるため、最初に料金を確定しておくことがトラブル回避につながる。

3. 治安・安全面に注意

台湾は比較的治安の良い国だが、ナイトライフ系のエリアでは注意が必要だ。特に、サウナが密集する林森北路エリアでは、ぼったくりや違法営業の店舗に注意すること。

また、公安による摘発が入ることもあり、店側が慌てて営業を中止するケースもある。そのため、突然のトラブルに巻き込まれないよう、信頼できるサウナを選ぶことが重要だ。

さらに、支払い時のトラブルも発生しやすいので、クレジットカードより現金払いを推奨する。カードを利用する場合は、不正請求を防ぐために明細を必ず確認することが大切だ。

深夜に一人でタクシーに乗る場合は、正規のタクシーを利用するようにしよう。白タクや個人営業の車は、観光客を狙った高額請求をしてくるケースがあるため避けるのが無難だ。

まとめ

台湾のサウナは、日本の銭湯やスーパー銭湯とは異なり、リラクゼーション目的とナイトライフ要素が融合した独特の文化を持っている。特に台北の林森北路エリアには、エンタメ系サウナが集まり、日本人観光客にも人気が高い。

台湾サウナを楽しむためには、店舗選びが最も重要だ。 また、料金交渉は必須であり、事前に相場を知っておくことで不当な請求を避けることができる。

台湾旅行の際には、ぜひサウナ文化を体験し、極上のリラックスと刺激的なナイトライフを楽しんでほしい。

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